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ORANGE    能田達規(秋田書店)
ナカムラです。よろしくおねがいしまーす。

今回僕が紹介するのは能田達規・『ORANGE』、チャンピオンで現在好評連載中の作品です。
作者の能田達規という人は『おまかせピース電器店』という、どうやら名作らしい ヒューマンドラマ作品を生み出した方のようです。
残念ながら僕はまだ読んでおりません。

さて、ではこの『ORANGE』ってどんな話かわかります?
実はこれサッカー漫画なんです。

内容は、
「四国の片田舎にある弱小お荷物サッカークラブ南予オレンジがF1昇格を目指してF2リーグ全34試合で上位2位になるために奮戦する」マンガです。サクセスストーリーです。
尚、あらすじの中でキャラクターの固有名詞を出す必要は全くありません。なぜならこの作品の本当の主役は「チーム」そのものだから。
この作品はチームとそれをとりまく選手・フロント・サポーターが話の核になっており、「メインキャラたちの成長→クラブが一流のプロフェッショナルへステップアップしていく→さらなる高み(昇格)を目指す」という流れで話は進んでいます。

 さて、このマンガはタイトルにサッカー用語を使わなかったりしてたりと、かなり意図的にサッカーマンガのセオリーを外しているんですね。例をいくつかあげると、

ひとつがプロのリーグ戦形式でであること。
 過去にプロリーグ戦を描いたアツイ漫画は
「ストッパー毒島」、「VIVA CALCIO」、例外として「ヒカルの碁 プロ試験編」
と、あんまりないんです。この中でサッカー漫画は「VIVA CALCIO」だけ。
基本的にスポーツマンガはKO方式のトーナメント、こっちのほうが少年漫画らしい構図を出しやすい。他にもリーグ形式を採用することによって派生する他との差異も
・引き分け」がある
・2回戦う必要がある
・負けても挽回のチャンスがある
というセオリーからいけばテンションを上げづらい要素にあえて挑んでいます。

ふたつに明確な1人称の主人公を置かないこと。
 一応若松ムサシという主人公は設定されていますが、彼の物語ではありません。
作中に彼が違うチームの中に加わって試合をするシーンが何度かあるんですけど、
そこは数ページで流してるんです。
最近のサッカー漫画は「日本代表」に主人公が加わり国内のライバルと力を合わせて
海外の更なる強敵を倒すというドラゴンボール「ラディッツ」方式を採用していますが
「ORANGE」ではそこで主人公は全く成長しません。数ページで終わります。

三つ目は観客がいること。
 僕はこの描写に完全にビビリました。  
作中に観客を出す必要がない他のサッカー漫画は限りなくこれをスルーしている。(おそらくモブシーンでの手間を考えてのチョイスなのだろうし、学生の試合にはあまり観客は必要ない。)
だけどこの作品においてはこれはチームが主人公であることを示す上で絶対に避けては通れない要素なのだ。
なぜなら背景の中の記号に過ぎない観客が「チームの成長」をあらわすキーなのだから。
チームが成長するってどういうこと?って疑問に思う人もいるだろう。
「強くなる」ことも大事な要素。
もうひとつが「プロフェッショナル」になるということ。それは社会に認められることだが、わかりやすく表現するためのギミックが「チームが弱く閑古鳥が鳴くスタジアム→チームが好成績を上げ徐々に人が集まりだす→満員になる」だろう。
試合中や試合後の観客をコマに表すことで読者に説得力を与えているけど、コマのほとんどにモヴをいれることはすさまじい労力だろう、恐れ入る。

 僕は実はサッカー見るの好き好き人間なのです。ホントはこういうサッカー好きにはたまらない小ネタ要素がたくさん盛り込まれてる漫画を紹介したくて連載中であるこの作品をチョイスさせていただきました。
この作者さんもJリーグのサンフレッチェ広島サポーターということらしいけど、それを聞いてこの作品の細部の凝り様に納得してしまいました。
(余談だが、某サッカー雑誌に作者のインタビューが掲載されていたがその内容で僕は「これは立派なオタクだな」と納得させられた。)

それに実はこの作品、サッカー観戦好きには「あー、こんなことあるある」と思わせてしまう小ネタが満載なのだ。
選手入場シーン、横断幕、「集中!」「プレス!!」とかしか叫ばなそうなオヤジ、遠方からやってきた敵サポーター、親子連れサポーターの何気ない会話とかね。
もちろんプレイ面での
ポストプレイヤーという特性をもったFW、
説得力のある主人公の能力
パス出さないでシュートばかり打つ外人
ゴールが入る経過
チームごとの流れの中での駆け引きなどなど。
エピソードとしても
学校のグランドを使うプロ、バスで敵地まで行く選手、全て実話です。
そういうサッカーオタクの共感を生ませる漫画は現在のところ稀有な存在だろう。

まぁまだ完結してないので残り5試合がおわったときにもう一回感想を書きたいです。
重刷もかかり好調のようで、嬉しい限り。 ただサッカー好きではない人間からの感想があまり聞こえないので、一般の方々への作品としてどう評価されてるのが気になります。昇格(この作品での目標)システムとか馴染みないと面白さを理解できるのかなぁ。
もしこのレビューを読んでから「ORANGE」を手にとった方は是非感想お願いします。試合そのものは五話分ほどでテンポ良く進むので、気軽に読めると思いますよ。

一回目はこんな感じでしたがどうだったでしょうか?
わりと恋愛や人間ドラマが多かったので、ちょっと流れを変えようとスポーツマンガに
トライしてみました。可愛げなくてすいません。

(ナカムラ)

| ナカムラ | 13:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
SWEET デリバリー 鴨居まさね(集英社)
初参加のももです。ども。
あー、なんかぴらのんの後ってめっちゃ書きにくいわ。
なんかみんなゴリゴリ書いてるので、私は私のペースでまったりやります。
自分とこのHPの日記なんかも全然続かないので、
ひょっとしたら文章書くのキライなのかも・・・。
ま、ムサクルシイ男どもの中で可愛げのあるマンガをひとりで紹介します。
よろしいでしょうか?

といういわけで、一発目は鴨居まさねです。
『YOUNG YOU』に掲載されてたんですが、はまったとき、実はショックでした。
「もう、花ゆめコミックスの恋愛観では共感できねえ!!」と気づいてしまったのよ。
世代的に・・・ね。
『りぼん』はいわずもがな。テンションについてけんのよ、おばちゃん。

で、内容はというと、オリジナルウエディングをプロデュースする会社を経営するマコトと実与子、社員のデコラちゃんとマヤさんを中心に「恋愛」と「結婚」のどたばたを描いた話。
一話完結のくせに、その間にキャラクターが育っていくのが魅力的!
一巻の初めはコイビトでありながらマコトに片思いぎみだった実与子が、最新刊では、もう立派な母親になってるし!
シゴトもレンアイもだめだめだったデコラちゃんもすっかり両方のおいて大人に!
「おばちゃん、あんたがこーんなに小さかった頃から知ってんのよー?」
みたいな気分になれる感じですかね?
私が意外とモーニング娘。すきだったりすんのはそのせいだな。オーディションから見てたもん。

とにかく実与子さんがもうイトオシイのなんのって!!
「なんかのフとした瞬間に愛しさがこみ上げたりするじゃない? そうすると もう止まらなくなって仕事中だろうが何だろうが(胸に何かぐぐぐっとこみあげている絵のコマ)→(オエーってハートマークを吐き出してる絵のコマ)−−って吐きそうになるのまんまり好きで……v 」
と友人宅で「自分の気持ちのコユさ」を評するところがえらい好き!
私も実は結構コユめの人なんで、わかるっすー。
先日のNave氏紹介の「恋愛ディストーション」で言うところの「犬人間」だもの。

あと鴨居作品に共通してるのが、女の子たちがみんな仕事がんばってるとこ。
みんなプライドもって、かなり楽しげに働いてんの。
そういうの読むと、なんか素直に頑張ろう〜って気になる。
恋愛も、仕事も、な世代のハートをがっちり掴んでくるのが鴨居ワールドなのです。

なんか作品の良さがうまいこと伝えられなくて歯がゆいよう。

(もも)
| もも | 13:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
『風呂上がりの夜空に』小林じんこ(もしかすると絶版)
ここ経由でヘッポコ自サイトの掲示板にやって来てくださった強者がいたりして「ほほう、よみまんもなかなか使えるなぁ」とちょっと馬鹿にしていたよみまんに感心してしまったハリです。うす。以上、挨拶。
見てる人いるんですね、このレビュー。びっくりするぐらいアクセスないのに(ププ)
ちなみにその時は漫画喫茶のパソコンの前で春日光広の『ザ・サムライ』の続編の『サムライ刑事』という半年後には100円で売ってそうな新刊を読んでました。つまらねぇ。

反響といえば思ったより『ニナライカ』を読んでいる人がいたのに驚きました。さすがはマンガ読みが揃ってます。もっと誰も読んでいないのを発掘・紹介するのがオイラのお仕事。精進しなければ。
さて今回紹介するマイナー漫画はというと……。

『風呂上がりの夜空に』小林じんこ

この作品は名作なのだが、好き嫌いが別れるようで、今までも絶版→再販→絶版→再販という経緯を繰り返してる、ある意味、幻の作品。最後に出た新装版も絶版かも知れない。
ちなみに古本屋にいくと一番最初の版の(ヤンマガKCスペシャル)安いセットを多々見かけるので、読みたい人はこちらを捜して欲しい。
なぜ好き嫌いが別れるかというと実に単純な理由。
絵柄がどうにも古臭いのだ。80年代のよく言えばポップな、悪く言えば乱雑な少女漫画絵なのである。初期の岡崎京子のようである。一コマの情報量が多く、細かな音楽ネタ(タイトルがRCサクセションの名曲からとっているように80年代バンドブームの影響が強い)があちこちに散りばめてある。しかも写実的でもスタイリッシュでもなくヘタウマ系である。悪い言い方をするとそういう画面である。
読み手によっては数ページで断念してしまうこともある。80年代を感じさせるタイトルと内容であり、ある意味、そういった時代性を楽しむ漫画でもある。
しかし、そんな「一周回ってまた面白い」的な面白さがこの漫画の真価なわけではない。今、読んでも充分に新しいし、スリリングなのだ。実際、このレビューを書くために悪友と数年ぶりに読み返してみて、二人で「面白い!」と声を合わせて言ってしまったくらいに。
ストーリーは単純である。数年前にヒロインが怪我をしそうなところを救って傷を負った主人公が、高校入学をしてヒロインと再開するという、『愛と誠』のパロディのラブコメだ。この「もえ」というヒロインと辰吉という主人公(あらためて考えると二人ともファンキーな名前だ)のラブストーリーが主軸なわけだが、ここではそれは重要ではない。この漫画は粗筋を話してしまうとじつに平凡なラブコメでしかない。
この漫画の何が面白いか。それは物語が主軸から離れていく瞬間である。主人公たちの恋愛譚が主軸であるし、それによって物語は初めて動き出すのであるが、一コマの情報量が膨大なのと同様に、この漫画は膨大な横道にそれた物語で構成されているのである。こういうと、様々なタイプのサブキャラが大量に登場することによって、異なる嗜好の読者に支持される90年代的な、いわゆるキャラ萌え漫画を想像してしまうかも知れない。しかしそういった方法論をこのラブコメ漫画はとっていない。
こればっかりは読んでみて実感して欲しいのだが、この漫画は全く毛色が違う様々な一話完結の物語の集合体なのである。そしてその個別の物語を一本化しているのが主人公たちの恋愛譚なのだ。
本筋とは関係ない横道にそれた話ばかりで構成されたラブコメ漫画。これが『風呂上がりの夜空に』の正体だ。
しかも各話ごとに物語のギミックが異様に凝れられていて読み手を飽きさせない。複数の物語が同時進行する入れ子式の話や、数話にまたがる夢落ちの話、複雑に入り組んだスパイラルな話、全く主人公たちが出て来ない話など、様々な実験的な物語の集合体である。どんな漫画やアニメやドラマにも一話ぐらい「なんだかよく判らない話だったが、いつもと毛色が違って面白かった」という話があるだろう。あれが毎回になっているといったら、想像してもらえるだろうか。この文章を書くためにいくつかのレビューサイトをまわってみたが、「第××話が面白い」などという各話に絞ったレビューが多かった。確かにこの漫画の面白さについて語ろうとしたら細部について見つめるべきであり、全体についてとらえようとすると、難しいのかも知れない。非常にスキゾでポップな作品なのである。
スキゾフレニーなんて言葉を使って思い出すのはやっぱり80年代に流行った浅田彰の『逃走論』だろう。浅田彰は今後の文明はトータライズされた文明ではなく、瞬間を生きる逃走的な文明であると予言した。その予言が当たっているかはとにかくとして、そんな面でもこの漫画は80年代的なのだ。
さてこれも重要なことだが、トータライズされた物語、つまり主軸となる主人公たちの恋愛譚だが、ここも充分に面白い。まったとうな心理劇が展開する主軸の物語も目が離せないし、どこか切ない。このラブコメ漫画には90年代以降、恋愛漫画が失ったものがあるし、それ以前の恋愛漫画にはなかったものがある。これも時代性だろうか。

ところで現在、小林じんこという作家は結婚とかいろいろ理由があり、ほとんど「消えた」漫画家状態になってる。3年に1作というレベルだ。『りなことお兄ちゃん』が時々掲載されているらしいが、すでに1巻が絶版だ。果たして完結するのやら。


(ハリジャンぴらの)
| ハリジャンひらの | 13:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
恋愛ディスト-ション 犬上すくね (少年画報社)
連続でNaveです。ういいいいっす。他のメンバーも書けよー(挨拶)。

というわけで今回は犬上すくね・恋愛ディストーションから、「イヌ人間三部作」(四巻に収録)をいっちょオススメしとこうかと。
まず、恋愛ディストーションがどういうオハナシかというかとですね。ヤングキングアワーズライトという今は休刊(廃刊?)してしまった雑誌に連載されていた恋愛モノマンガ。大学生・大前田真とその恋人、緑川棗・同じく大学生の江戸川陽一、その恋人大塚まほ この二組の恋人たちの日常(?)を描いた作品です。日常、というからには大きな盛り上がりはないのですが、一作一作丁寧に人物の描写が細かくされていたり、感情の機微が敏感に描かれていたりして「恋っていいなぁ」と素直にときめける稀有な作品であると思います。
今回はその登場カップルの一方、大前田真と緑川棗のエピソード、イヌ人間三部作をとりあげます。

さて、それにはイヌ人間について説明しなければなりませんね。皆さんはイヌの性癖をご存知でしょうか。そう、主人命。そして、その主人に構ってもらえないとすぐ拗ねて情けない声を出す。主人の命令は絶対。いつでも頭はご主人様のことでいっぱい。かわいいですね、イヌ。で、イヌ人間にとってはご主人様=恋人というわけです。恋愛至上主義者ですな。
そんなイヌのような性癖を持つ男、大前田真。物語は大前田が、同じイヌの性癖を持つ機織紡(おりはたつむぎ)という女性と出会い、彼女もまた大前田と同じイヌ人間であると発覚するところから始まります。
因果なもので、イヌ人間のご主人様は得てしてネコタイプだったりするんですよね。イヌは構ってもらいたいのに、ご主人様はネコだから自分のやりたいことをしていて構ってくれなかったり。そんな時イヌ人間は尻尾を丸めて、耳を伏せてくんくん鳴いてるしかないんです。イヌ人間を恋人に持つ方はそんな覚えは無いかよく考えて頂きたい!(ドーン) 寂しいんだぞウワーン!!
いけね、興奮しました。・・・ご主人様にゾッコンで、でもあまり構ってもらえない。そんな境遇を持つ拗ね気味の二人が出会えば、傷を舐めあいたくなるのは必定。互いにイヌ人間なので気持ちが通じ合ってる分だけ、微妙に惹かれあっている心情が手に取るようにわかります。
その、互いに互いの主人に背徳心を持ちながらの傷の舐めあい描写(飲み行ってカラオケするだけなんですが)が非常に秀逸で、もう初々しいやら後ろめたいやら。終いには紡さんが大前田に「彼女とうまくいってない時にだけ会ってくれる、二号さんにして」みたいな事を言い出してしまいます。はい、ここ重要。互いの気持ちがよくわかる、ってのは非常に心地いいんですな。イヌ人間はこういうのに慣れてないのでもうアレです。アレですよ。もう。上手に言えませんが叫び出したくなるほどの共感を覚えさせられました。個人的にこのエピソードは珠玉揃いの犬上作品の中でも一番の名作だと思います。
そういった意味でオススメ。但し、イヌ属性の方に限りますが。そうでない方は自分の恋人にそういう思いをさせてないか気をつけてあげてください。イヌはとっても繊細ですよマジで。

ああ、また破綻したレビューを書いてしまった・・・。堪忍。

#本日購入マンガ

・いっしょにごはん 谷川史子 りぼんマスコットコミックス刊

  評価 : 前作「魔法を信じるかい」とはうってかわって原点回帰+少々の対象年齢引上げといったふうの作品。「魔法を信じるかい」は旧来の読者には(´Д`)でしたが、この新刊では少し救われた気持ちになりました。でも、昔の方がよかったなぁ、と感じてしまうキモチは否めませんな。でも、面白かったです。



(Nave)
| nave | 13:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
三発目 敷居の住人 志村貴子 (ビームコミックス)
はい、とりあえず三発目いっときます。Naveです。ういっす。
お題は「敷居の住人」コミックビームというエンターブレインの割とマイナーな雑誌に連載されていた作品です。そもそもコミックビーム自体があまり発行部数の多くない雑誌なので(連載は良作揃い)今回紹介する敷居の住人も知らない方が多いのではないかと思います。

さて、この作品、一言で言うなら「ダメ青春マンガ」。基本的に主人公・本田千秋とその周りを基本に描かれていくオハナシなのですが、この主人公がホントにどうにもダメ人間。やりたい事だけし、教師に反抗し、次々に女と付き合っては素直になれなくてダメになる。そんなドントトラストオーバーサーティーな主人公の周囲のオハナシなのでストーリーに山も谷もありません。読んでるほうはもうモヤモヤモヤモヤしっぱなし。
あー、客観的に書いてたらすげーつまんなそうなマンガに見えてきました。でも、このマンガ面白いんですよ。不思議に。なんだろう、誰しも思春期に思うような葛藤をそのままマンガにしたような物語でして。そうだなぁ、なんていうか若さゆえの無軌道ぶりがあったりとか、無気力な毎日だったりとか、それゆえの失敗だとか、恋に泣いてみたりだとか、セックスへの憧れとか失望とか。そういったものが混沌としていて、誰しもが感じるであろう「ああ、あるある」の塊のようなものがあるんですね。もしかしたらもう25に足が届かんとしてる今(Naveは24歳厄年です)だからこそ面白いと感じるのかもしれません。
青春なんて呼べる時期が果たして自分にあったのだろうか、なんて今は思っていますが、40代50代になった時に思い返す20代当時のことを青春だと言うならば、その頃に昔の友人やら友達やらを思い出して感じる甘酸っぱさ、そういったもの+当時の葛藤をストレートに思い出させてくれてやきもきさせる作品であると感じました。「あぁ!あの時ああしていれば!」っていう経験、皆さんにもあるでしょ? ええいくそ、うまく言えないなあ。
とにかく、オトナになってしまった皆さんにオススメなマンガですよ、と。

ちなみにワタクシ高校は男子校でして、3年間女子が全くいないという暗黒の高校時代を送った訳なのですが、どういうわけかその3年間の思い出がほとんど無いんですよ。数少ない思い出の中で最も鮮烈に覚えているのは、人生始めての彼女が出来た事、それと人生始めて付き合ってた彼女にフられた事でした。辛かったです(つД`) 始めて知った恋の喜びと痛み、懐かしくも鼻の奥がつんとするような気持ちを思い出します、このマンガ読むと。

ああん、むずがゆくなってきたΣ(;´Д`)

#本日購入マンガ
・わずかいっちょまえ 星里もちる(エンターブレイン刊)
  評価 : 名作
・いばらの王(1)   岩原裕二 (エンターブレイン刊)
  評価 : 続きを期待(続刊のため)
・忘却の旋律(1、2) 片倉真二 (角川書店)
  評価 : 非常に健全な少年漫画 評価の別れるところ。俺的には(´Д`)

(Nave)
| nave | 13:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
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